曹洞宗大本山總持寺祖院。正式名称は諸嶽山總持寺です。瑩山紹瑾が1321年に開山。2021年が開創700年目となる記念の年になります。
1898年に大火で境内消失、1911年に横浜市鶴見区に本山が移転し、總持寺は能登の祖廟、祖院として現在に至ります。
2007年に発生した能登半島地震で崩れた伽藍なども、2021年3月までに修繕を終え、開山700年を完全な形で迎えました。ただし2024年に発生した能登半島地震と豪雨によりで再度崩れてしまい、早急な修繕が望まれます。
ライトアップは能登半島地震が発生する前にも実施していました。写真は2006年12月31日の様子です。
能登半島地震の発生後は2017年に1回ライトアップを実施。2020年9月に行われた時は「ぜんのきらめき」と銘打ち、プロジェクションマッピングが行われました。
鳥居にあたる「三機松関」
白子橋の近くに設けられた簡易ステージでは、曹洞宗のマークをライトアップ。
祖院の中心に建つ「山門」
金沢学院大学の芸術学部の学生さんが作った「光の回廊」と「光の枯山水」。
モデルとした特定の神社仏閣はありません。
2020年12月から2021年1月まで「ワガサイロ」というイベントを実施しました。
和傘×回廊が名前の由来です。
2021年には入口に「禅」の揮毫が飾られています。