石川県加賀市。「加賀市のランドマーク」的な木造建築を2件紹介します。
1つは時鐘堂。1667年に建造され、人々に時刻を知らせると共に、木戸や町会所の開閉の時刻を知らせていました。
当時は幅3.6m、高さ5.7mの大きさでした。度重なる火災にあい、最後は1934年に全焼しました。
2002年4月に68年ぶりに完全に復興し、今に至ります。現在の時鐘堂の高さは11.5mです。
もう1つは萬松園栄螺堂です。山代温泉を見下ろす小高い丘の上に建っています。
サザエを伏せたようなユニークな形の展望台は、山代八景の1つに選ばれています。
展望台の階段もユニーク。途中まではスロープ、頂上部分は普通の階段になっています。
今回の2か所も普段は真っ暗です。今後も「その土地のランドマーク」的なものを探して、ライトアップ姿を紹介します。