福井県永平寺町にある永平寺。言わずと知れた曹洞宗の大本山です。3年ぶりに「冬の灯籠会」が行われたので行きました。
2006年からこの灯籠会は始まったのですが、2011年は大雪で、2012年は東日本大震災の影響で中止されました。
いつもは土日だけでしたが、今年は金曜から日曜まで3日間実施されています。
今日は小雪が舞ったりやんだり。気温も0℃から1℃と「この地方としては温かい」ので
路面も凍結せず、恵まれた天気となりました。
この灯籠会は18時から20時まで。1日2時間のライトアップです。
特に、山門に向かう回廊(一番下の写真)が非常に綺麗です。
この灯籠会では、入場する時に「涅槃団子」を頂きます。
色とりどりの餅で、帰宅後にあぶって砂糖をつけて食べると幸せが来るとのことです。
山門では、特別な蝋燭を2個1組で100円で売っていて、
片方を山門前の「万灯会」用の蝋燭置き場に備え、もう片方を持ち帰るようになっています。
また帰り道にはテントがあり、しょうが湯を無料で参拝客に配っています。
山里の寒い地域で行われた、サービスも心配りも照明も温かい灯籠会でした。来年も実施できますように。
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