あけましておめでとうございます。昨年後半から北陸ではコロナ患者数が減少していますが、まだまだ3密をしっかり避けて北陸3県の夜景・イルミネーションスポットを紹介していきます。どうぞ応援のほど宜しくお願い致します。
昨年はイルミネーションが回復しつつあります。またキャンドルイベントが増えていることを実感しています。
この中で「北陸らしい夜景とは何か?」を考え、「希少性=マイナーな場所で開催している、また開催頻度が少ない」ことや「アート性=今年以降も続けて欲しい」を重視して、個人的な夜景ランキングTOP10を紹介致します。
第10位:敦賀駅「オルクール」(福井県敦賀市)
駅舎と、駅舎に隣接する待合室の間にアンブレラを並べ、正面や上側から見ることができるように配置しています。北陸新幹線の新たな玄関口をアピールしています。
第9位:金沢市新保町「竹とうろう祭り」(石川県金沢市)
闇夜を抜けた先にある限界集落で毎年実施する竹とうろう祭り。竹細工の細かさ、周辺民家の一斉ライトアップは
まさに「桃源郷の世界」です。今年は折り紙オブジェのライトアップが加わりました。
第8位:能登長寿大仏(石川県鳳珠郡穴水町)
国道から5分ほど離れ、「こんな場所にあるの?」と驚く人も多いような隠れた場所で広がる光模様。「奥能登の桃源郷」に相応しい場所です。
第7位:Healthian-wood(富山県中新川郡立山町)
立山連峰の麓。田園とハーブ園に囲まれたビレッジ。レストランや宿泊施設(予定)があります。この広いイベントスペースでは各種の交流が人がります。
第6位:来迎寺(石川県鳳珠郡穴水町)
築1200年を超える青龍寺の本堂もある由緒正しいお寺です。お寺の庭園に植えられている樹齢数百年を数える「来迎寺菊桜」が有名です。建物も桜も「本物」が残る貴重なお寺であり、奥能登の宝です。
第5位:卯立の工芸館(福井県越前市)
地元の小学生が紙コップにコイノボリを描き、ブラックライトで照らす姿は新しいアートです。建物は江戸時代中期の紙漉き家屋を移築復元したものであり、白壁や柱、和紙作りの一連の工程を見ることができます。
第4位:行田公園(富山県滑川市)
花菖蒲と桜の名所で初めて行われたキャンドルイベント。菖蒲の真ん中に掛けられた橋を渡るも良し、麓の東屋からカラフルな色彩を楽しむのも良く、レイアウトが工夫されています。
第3位:さんかいりパーク(福井県越前市)
隣接する道の駅 南えちぜん山海里からすべり台を滑ってさんかいりパークに行くこともできます。公園全体が光に包まれ、タワーが幾何学模様や福井の絵で輝きます。
第2位:やまふじぶどう園(富山県富山市)
富山県で一番歴史があるぶどう園。去年から「ナイトファーム」と銘打ち、約1か月間の夜間営業を実施しています。ぶどう狩り、レストラン、イベント等が充実しています。
第1位:尾小屋マインロード(石川県小松市)
小松市の奥地にある尾小屋鉱山資料館。旧鉱山の坑道にこんな素敵なイルミネーションがあることは知られていません。また鉱山の壁や保全施設もアートです。夏も坑内はかなり冷えていて避暑に最適です。
ベスト10に入りませんでしたが、去年も多数の光の空間に出会いました。奥能登との出会いが多かったです。
・青の洞窟(石川県珠洲市) ・総持寺祖院(石川県輪島市) ・青林寺(石川県七尾市)
・諏訪町本通り(富山県富山市) ・新チューリップタワー(富山県砺波市)
来年は特に福井県の新しい光の空間を探そうと考えています。