私のHPでは北陸3県(福井、石川、富山)の夜景・ライトアップスポットを紹介していますが、今回は富山・岐阜の県境ぎりぎりの岐阜側に位置する、岐阜県飛騨市神岡町の神岡鉱山の中 地下1000メートルにあるスーパーカミオカンデを紹介します。
1991年に建設を開始し、1996年に完成。5万トンの超純水を蓄えた、直径39.3m、高さ41.4mの円筒形水タンクと、その壁に設置された11,200本の光電子増倍管を備えています。ここでは毎年1回、抽選によって入れる見学会を実施しています。
入場券がわり?の懐中電灯
スーパーカミオカンデへの入口
岩盤工事ではこのような車を使います
トンネル内のいろんな場所を移動して、スーパーカミオカンデの水槽の真上に集合
ノーベル賞受賞者や有名人のサイン
スーパーカミオカンデの水槽でチェレンコフ光を観察する方法を、霧箱と液体窒素を使ってデモしていました。
スーパーカミオカンデの内部には入れませんが、こちらの模型が道の駅「スカイドーム神岡」に展示されています。
光電子増倍管
これが水槽の周辺一面に並べられています。
チェレンコフ光はリアルタイムでモニターされています。
このスーパーカミオカンデよりも遥かに大きい、直径68m、高さ71m、4万個の光電子倍増管を備える「ハイパーカミオカンデ」の建設をスタートしました。2027年の完成を目指して2021年5月6日に工事開始。5月28日に着工記念式を実施しました。この「ハイパーカミオカンデ」の完成後は、陽子崩壊の観察など、新たな素粒子の世界の解明が加速することを期待しています。