北陸3県では、旧盆を中心として蝋燭を灯して先祖を偲ぶ「万灯会」が行われています。
代表的なのが石川県津幡町にある倶利伽羅不動尊鳳凰堂(8月15日)、福井県越前町にある大谷寺(11月3日)
蝋燭で行われていた石川県輪島市千枚田(2012年からLEDに変更)ですが、最大規模かつ最も有名だったのは、
「日本の里100選」「美しい日本の歩きたくなる道500
毎年8月16日 金蔵地区にある5つの寺「金蔵5寺」(金蔵寺、正願寺、正楽寺、円徳寺、慶願寺)を主として、
田んぼや畦道を含む集落全体を30000本の蝋燭で灯していました。
祭りの最盛期は2013年、2014年。多種メディアにも紹介され、コンサートも行われていました。
ただし金蔵地区は限界集落。人手不足により2017年、18年と万灯会が開催されていません。
「集落全体が炎の海」に染まる「北陸最大の万灯会」が復活することを切に願います。
金蔵寺
正楽寺
慶願寺
円楽寺
金蔵寺
集落全体