石川県加賀市大土町。国の重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けた「加賀東谷」4町のうちの、最奥にある町です。
赤茶の瓦と土壁が特徴である建造物が約8件あり、「北陸らしさ、大土らしさ」を感じる場所です。 ただ1人の住人が集落を守り、田を耕し、大土に生活の灯をともしています。
この「最奥の集落」で集落全体のライトアップを実施しています。2012年2月に雪が降る中でライトアップを実施したことが新聞に掲載されて以来、ずっとここのライトアップの再来を願っていましたが、10年たった今、ようやく願望が現実に変わりました。
このような大土町らしい重要な街並みを保存し、活用して後世に伝える人が増えてくることを望んでいます。また私は今後も、その土地を感じる景色、失ってはいけない景色を紹介していきます。