私が北陸3県の夜景・ライトスポットを訪問・開拓してホームページを開設したのが2003年7月16日。石川県輪島市にある能登空港(のと里山空港)の開港から9日後です。
今日はホームページを開設して満20年になります。今回は過去20年を振り返り、自分の夜景活動に対して多大な影響を受けた出会いを記載いたします。
0.「’97 北陸のあかり」(照明学会北陸支部および北陸電力が発行)
北陸3県のホームページを開設するきっかけが、当時北陸3県を対象とした夜景スポットの紹介サイトがなかったことと、この「北陸のあかり」の冊子です。
1.獅子吼高原(石川県白山市)
全国の夜景を身近に感じてもらえることを目的として、「新日本三大夜景・夜景100選」の事務局活動も担当しています。2004年8月に全国の夜景スポット約100カ所を公開しました(本日時点で102カ所)。2009年6月に獅子吼高原を登録しました。
獅子吼高原の前管理人である紺清様の獅子吼愛と行動力に尊敬しております。夜景100選の登録時にはパーティーを開催いただき、「449万ドルの夜景」として大々的に宣伝いただきました。
*2023年4月に、夜景100選に選ばれた全スポットの訪問を完了しました。
2.中山寺(福井県大飯郡高浜町)
北陸3県で最も西でライトアップした場所です。2014年に開催された「みほとけのライトアップ」イベントで撮影し、2015年の同イベントのポスターに写真が採用されました。
3.山町ヴァレー(富山県高岡市)
2017年7月7日。升方芳美様およびタカポケ様の全面協力を頂き、自分が最初にライトアップした場所です。
中庭に光の天ノ川を描き、山から取った竹を飾り、願い事を短冊に書いて竹に吊るしました。
4.D-K Art Cafe(石川県金沢市)
D-K(デジタル軸)アートで有名な長谷川章先生から金沢工業大学の松林賢司先生をご紹介いただき、2018年12月にで北陸の夜景動画を表示する等の夜景イベントを開催しました。このイベントがきっかけで、夜景の空間を創る活動をスタートさせました。
5.大野灯台(石川県金沢市)
私が所属している認定NPO法人 趣都金澤が開催したイベント「金澤ベイフェスティバル」の一企画として、この大野灯台のライトアップを起案・実施しました。金沢工業大学の下川雄一研究室がお台場公園に展示したオブジェとの相乗効果により、一夜限りの映えスポットが出現しました。
6.浅蔵五十吉美術館(石川県能美市)
能美市を中心としてイルミネション活動を実施しているULTRAART(北野道規様、中尾和美様他)のライトアップです。私もULTRAARTに刺激を受け、イルミ手法をご教示頂いた後で、自分でもライトアップを実施するようになりました。
7.竹とうろう祭り(石川県金沢市)
金沢市の中心地から山に向けてクルマで約30分のところにある新保地区。「闇を抜けた先にある光の空間」という北陸らしさを感じる集落で毎年1回竹とうろう祭りを実施しています。NPO39の永井 祐城様と出会い、2021年に竹灯籠と折り紙オブジェの展示を実施しました。
8.真通寺(富山県富山市)
2022年の春以降、キャンドルアーティストの中澤秦一様、ファイヤーパフォーマンスのハルキ(清水春樹)様、Hiromix様が富山県内各地で夜のイベントを開催しています。この真通寺をはじめ、「はじめて夜を照らす場所」が非常に多いです。
9.大土町 伝統建築物群(石川県加賀市)
赤色の屋根が特徴的な伝統建築物群の集落に1人で住む二枚田昇様。NICEを通じて国内外から若者を集めてワーキングキャンプを開催しており、2023年7月16日(私と同じ日ですね)に満10年を迎えます。
ここのライトアップは2014年に新聞で知り、8年たった去年初めて見ることができました。
過去20年、沢山の人に知り合い教えを受け、北陸3県の夜景に特化したホームページを続けてきました。この場を借りて関係者にお礼を申し上げます。
今後ホームページ30年、40年に向けて、継続して「北陸3県の隠れた宝=夜景・イルミネーションスポット」を紹介していくとともに、自分がライトアップ等を実施して「光を楽しむ空間づくり」にも取り組みます。今後もどうぞ応援を宜しくお願いいたします。