石川県七尾市 能登島にある水族館です。500種、約40,000匹の能登半島近海の魚介類を中心に展示しています。
北陸3県の水族館がリニューアルにしのぎを削っており、魚の魅せ方がどんどんレベルupしています。
ライトアップの観点から見た、のとじま水族館の特徴は3つあります。
1つ目は2010年8月に完成した「青の世界」。 一面水色の大型水槽の中でジンベイザメ、エイなどが泳いでいます。
2つ目はクラゲの世界。 クラゲが入った水槽をLED照明により「カラーの柱」として魅せています。
またクラゲそのものに光を当て、「カラフルなクラゲ」を魅せるように工夫しています。
3つ目は、2018年4月にリニューアルした「のと海遊回廊」。
六角形の水槽の天井、床にプロジェクションマッピングを常設させ、天井の照明をなくした空間は万華鏡の中にいるよう。
このような「感性の空間」が、「天井に照明」という常識を外すことを考えるきっかけを与えてくれました。