かほく市出身の西田幾太郎、および哲学の普及を目的として2002年に建築されました。安藤忠雄氏の設計です。丘陵地の斜面を利用した広く長い階段庭園と、丘陵上に立つガラス張りの施設の外観が特徴であり、2002年の「第9回いしかわ景観大賞」を受賞しました。
2015年3月に大リニューアル。2017年4月7日から「哲学の杜」ライトアップ事業 を開始しました。建物を間近で見るも良し、かほくイオンなどの遠くから見るも良し。かほく市のランドマークになりました。
国道159号線や、かほくイオンから見る遠景。 建物の下の丘にLEDが敷き詰められています。
2020年5月には、コロナに対応する医療従事者を支援すべく、ブルーライトアップを実施しました。
2025年8月には「思索の道 幻想体験」を開催。通路をライトアップしました。西田幾太郎の写真と「無」の文字を極薄の布に転写した展示は初めて見ました。特に極薄の布が光に反射と透過する様子を見るだけでも価値があります。特に風に布が揺れると幻想的です。
西田幾太郎の写真がメイン。哲学談義をしている雰囲気を味わえます。
最終日には茅の輪、地元の中学生が作成したデジタルアートと、訪問者が願いをぶら下げた哲学の樹が登場。