福井県三方上中郡若狭町の北庄・伊良積地区。現在8棟の舟小屋が残っています。
この地区は1830年頃から梅の名産地であり、対岸に出荷するために使った小船を係留するため屋根付き小屋を建てたことがきっかけです。
但し1990年頃に道路が整備されると舟は使われなくなり、かやぶき屋根は積雪や台風などで劣化が目立つようになってきました。
ライトアップは「観光まちなみ魅力アップ事業」の一環として2015年3月に1週間だけ行われました。また2019年から老朽化した茅葺き屋根の修復プロジェクトが発足し、京都府深山地区の茅葺き職人を招聘して修復技術を学んでいます。
この北庄舟小屋の夜は普段真っ暗です。自分でライトアップして撮影した写真を掲載します。