喜多家はもとは高崎姓の越前武士で、1686年に野々市に移住して灯油の製造販売業を始め、代々油屋治兵衛を名のっていました。幕末からは酒造業に変わり、1975年頃まで営んでいました。
喜多家の建物は、江戸時代後期に建てられた主屋に続き、酒造場エリア(酒蔵・前蔵・道具蔵・貯蔵庫・作業場)が2019年に国重要文化財に指定されました。
2023年11月11日 いしかわ百万石文化祭の関連行事として、野々市市の北國街道沿いにある喜多家や野々市市郷土資料館で、和の建物群に相応しい、日本画、フラワーアート、茶会などの「和の展示会」が実施されました。